幻滅!ショック!

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
 僕は一月万冊というユーチューブチャンネルのトーク番組を普段から視聴していてチャンネル開設者の清水有高氏と出演者が繰り広げる話を参考に炬燵記事を書いたりして社会風刺や政治批判して来たが、まさか一月万冊それ自体について批判する日が来ようとは思いも寄らなかった。と言うのは今から4年くらい前だと思うが、清水有高氏が鳥賀陽弘道氏の著書の復刻出版と取材活動の為にカンパを募って集めた寄付金約2300万円の全額を自分が代表取締役を務めるビハイアという会社の口座に納め、税務署に申告する明細書には売り上げ金として計上したのだ。つまり寄付金として計上すると、その三分の二位が贈与税でもってかれるから売り上げ金にして消費税だけで済ませたという訳だ。  何故こんなことが出来たかと言うと、清水有高氏はカンパを自分名義の口座に募っていたので寄付金を自由に扱えたし、鳥賀陽弘道氏がずっと清水有高氏を信頼して清水有高氏の仕事に迷惑がからないよう関わらずにいたからだ。  鳥賀陽弘道氏が事の顛末を知ったのは清水有高氏から偶然か間違ってか納税証明書やら明細書がメールで送られて来て、それに寄付金の使い道が記されていたからだ。その頃、清水有高氏は従業員の自殺問題でパワハラの疑いをかけられ、世間から叩かれるわピンポンダッシュをやられるわ見知らぬ者が自宅に押しかけて来るわでパニクっていたし、嫌疑を晴らしてやろうとする鳥賀陽弘道氏の好意により弁護士をつけてもらった為に清水弁護団のメーリングリストの中に鳥賀陽弘道氏の名も入っていたのでパニクる内、手違いで送信してしまったのかもしれない。  なんにせよ清水有高氏はカンパしてくれた人たちの好意や期待やクラウドファンディングを踏み躙ったのであり鳥賀陽弘道氏の著書の復刻出版も踏み躙ったのであって金儲けの為には手段を選ばない金の亡者と言われても仕方がない。  当初は本の単価が安過ぎる、ライターの報酬が少な過ぎる、良い本が売れない、良い作家が埋もれる、鳥賀陽弘道氏も被害者の一人だという名目でベラボウに高い値で鳥賀陽弘道氏の著書を売り、売り上げの7割を自分の懐に納めるという、実は自分が一番儲けようとしていた訳だが、政治家を番組にゲスト出演させようとする自分に対しマスメディアは特定の政治家に力を入れてはならない、特定の政治団体の味方をしてはならないと中立性を唱える鳥賀陽弘道氏が余程、癪に触ったと見え、激昂し、お前如きに諭されようとは…と屈辱を感じたものか、傷つけられたと喚いたりして電話を切り、爾来、鳥賀陽弘道氏が連絡を取ろうとしても音信不通になり、ご破算になった次第だ。これじやあ駄々をこねるガキと変わりないじゃないか、清水有高という男は!それでか、鳥賀陽弘道氏の著書の復刻出版をおじゃんにしてやれ、序でに寄付金を自分のもんにしちまえと私利私欲に走ったのは!挙げ句の果てに鳥賀陽弘道氏を一月万冊から追放してしまったのだ。  急に一月万冊に出演出来なくなったことや出版出来なくなった理由について鳥賀陽弘道氏がツィッターやユーチューブで説明し出すと、清水有高の命を受けたのだろう、一月万冊の出演者で五月書房代表取締役にして鳥賀陽弘道氏の先輩である元朝日新聞記者の佐藤章氏と五月書房のオーナーと称す男がアポなしに鳥賀陽弘道氏の家を訪問し、お前が出演出来なくなったのはお前に逮捕歴があるからだと言いがかりをつけ、一月万冊を非難するのは止めろというような主旨のことを怒鳴り散らし、止めないと版権返さんぞ!五月書房から出版させないぞ!とヤクザみたいに脅したということだ。  佐藤章氏と言えば一月万冊ではソフトな語り口で上品な紳士のような印象を視聴者に与え、ジャーナリストの鏡みたいに僕も思っていたのだが、言論弾圧しているに違いなくジャーナリストにあるまじき行為と言わざるを得ない。他にもメールや電話で、ツイッターに書くなとか余計な人が見るだろとか苦情を言って来た読者にだけ説明すれば良いんだとか言って来るそうだ。嗚呼、全く見損なった。同じく一月万冊出演者で元博報堂社員の本間龍氏にしても普段、正義の側に立って喋っているのに同様なことをやって来るらしく、最初それを知った時、余りの意外さに愕然とし、お陰で益々人間不信になった。  それにつけても清水有高という男は、解説動画付きだからと言って本をぼったくり同然の価格で販売したり、鬱病をアピールしてまでカンパを募ったり、もっと良い仕事するから取材費お願いねと請求したり、兎に角、何かにつけて矢鱈にカンパを募り、振込先の自分名義の口座番号を連呼する姿は、寄付金の一部を使って買ったと疑われてもしょうがないブランド物の服を毎回取っ替え引っ替えしてめかし込み、それでいながら全然かっこ良くなくて自分のファニーさダサさに気づかない程、自分のセンスに過剰な自信を持ち、他人のセンスを馬鹿にし、反感を抱く視聴者を徹底的にブロックする、尊大で貪欲で我が儘でお上品ぶった出来損ないのお坊ちゃまといった風で知識をひけらかし善行を自慢し矢鱈に笑って見せる虚栄家でもある上、汚名返上とばかり妙に女性擁護的発言をしていい子ぶり、社会風刺したり政治批判したりする資格を持たない偽善者でもあるのだ。  ここまで扱き下ろすことになったのは政府の汚染水海洋放出を批判する動画をネットサーフィンしながら見る内、福島第一原発事故を取材し続け汚染水海洋放出に断固反対する鳥賀陽弘道氏の存在を知る(僕が一月万冊を視聴するようになったのは2年位前からなので鳥賀陽弘道氏を一月万冊でもう見れなくなっていた)と同時に清水有高の闇の深さを知るに至ったからだ。  お陰で、この夏の終わりに嫌になる程、幻滅しショックを受けた。そしてそれ以上に幻滅しショックを受けることが昨日一月万冊を視聴している時にあった。佐藤章氏に対して?いやいや、本間龍氏に対して?いやいや、清水有高その人に対してだ。本人曰く今から1200年以上前、洛中に転がってる無数の遺体が汚物扱いされ都での埋葬を許されないというので空海がそれら一つ一つを山奥へ運んで石仏を置いて埋葬したように謂わば無縁仏一月万冊堂というチャンネルにジャニー喜多川によって性加害を受けた無縁なる魂が怨霊にならないよう一個一個批判的動画をアップし、繰り返すことで現代の修業と成り得る、しかし、それだけでは駄目で最終的に必要なのは、銭がないと何も出来ん、つまり寺の運営にはお賽銭がいりますんで、そのように一月万冊にカンパを、と無理矢理辻褄を合わせ可成り強引に空海の偉業にこじつけて後は例によって自分名義の口座番号に振り込めとばかりに態々銀行名から口座番号まで口に出して言い、私ら悪質な宗教法人じゃないのでちゃんと納税してますんでお願いします、と大嘘を平然と笑いながらほざいたのだ。  また毎回違うブランドものの衣装でめかし込む余裕がある奴に何でカンパする気になるのか?而も当初は書籍が売れない著者の為にカンパを募っていたのにいつの間にか自分の為にカンパを募ったりする図々しい奴に振り込め詐欺に騙されるように将又、旧統一協会の信者みたいに多額の寄付金を送る奴がいるというのも可笑しな話だ。金のある所から金のある所へ送るのではなく金のある所から金のない所へ送るという訳にはいかないものか。  それにしてもあれ程、芸能ネタをバカにしていた癖に再生回数チャンネル登録者数爆上げ狙いでジャニーズに関するネタばかり扱うようになってすっかり俗化してしまったひと月万冊を僕はバカにしてほとんど視聴しなくなった。  今、取り上げるべきは放射線汚染水海洋放出問題とかパレスチナ問題とか他にもまだまだあろうが!
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!