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ーー長閑な昼下がり。
とある森にて……ーー
「………………」
困惑した顔で金色の綺麗な瞳でジッと見つめる金髪ツンツン頭の青年。
軽量化された甲冑をつけ、腰には剣を装備している。
剣士であろう。
彼の名前は『ギルバード』。
『ギル』の愛称で慕われている。
「………………」
同じく眉間にシワをギュッと寄せ切れ長のコーヒー色の瞳でジッと見つめる。
やや長めの少しボサボサで瞳と同じコーヒー色の髪をした青年。
ローブを纏い、背中には魔石のついたロッドを装備している。
魔導師であろう。
彼の名前は『ブルクハルト』。
愛称は『ブルク』。
「なぁ、いつまで見つめ合うんだ?」
はぁっとギルバードは深くため息をついた。
「結論が出るまでだな」
ブルクハルトは更に眉間にシワを寄せた。
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