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「一体親父に何を質問したのさ?」
その質問を知っているのはもう目の前の本人しか知らない。
ただ、その時の紅葉の表情は無表情のはずなのき戸惑っているようにも感じ取れた。
「······理由はどうであれ、水を殺した事にゃぁ変わりねぇだろ!!」
戻って来たララが翠を通り過ぎて攻撃を仕掛けにいく。
何が原因で仲違いしたのかなんてララにとってはもうどうでもいい。
「お前があんなバケモン作り出したせいで精神的ダメージデケェんだよ!!」
それはお前の自業自得だ。
それよりもその化け物はどうした?
刀を交わせながら聞くと·····
「応援が来てくれたおかげで任せてきた」
海外からのララやイードル、ティティスの友人が到着した。
タミドール。
半島の破壊神にして下界の一部では悪神として祀られていると言われている女神。
やってきて早々半泣きのララを見つけて胸きゅんしたようで抱きつくララを抱き締め返したついでに平手打ちをした。
「何すんの!?」
「可愛かったからつい!」
「ありがとね!!」
「ここは任せろ」と、言うからお言葉に甘えて任せてきたらしい。
ついでにしっかりと凱楽と雅鷹の怨念が込められている事は説明済みである。
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