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「本当に、初めてセックスするみたいだな」
微笑みかけつつ、ベッド脇のサイドボードに手を伸ばす。引き出しからローションのチューブを取り出すと、中の液体でししどに指を濡らした。
夏樹の両脚を大きく割り開いたのち、奥まった箇所へと触れる。
「っん……」
周囲をやわやわと揉めば、夏樹は鼻にかかった声を漏らして体を震わせた。
隆之は内腿にも鬱血の痕を残しながら、後孔をほぐしていく。そこは何の抵抗もなく異物を受け入れ、さらに奥へと誘い込むように収縮を繰り返した。
「お、俺、そんなことしなくても入るってばっ」
「たまには俺にもやらせてくれよ。本来なら、こうやって広げるもんだろ?」
「ん、あぁっ……」
二本目の指を突き入れ、クチクチと中を掻き回してみせる。
夏樹はシーツを掴み、腰をくねらせて悶えた。その一方で粘膜は物欲しげに蠢き、もっと欲しいと言わんばかりに絡みついてくる。
「なんか、今日ヘン……いつもと、違……っ」
体が鋭敏になっているのか、夏樹はひどく感じ入っているようだ。しこりのある部分を刺激してやると、その反応がいっそう顕著なものとなる。
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