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すでに体内は十分ほぐされており、隆之は奥まで押し込んだところでローターのスイッチを入れてやった。くぐもった低い振動音が聞こえてくるとともに、夏樹の体が反応を示す。
「ん、あぁ……っ」
ビクビクと体を震わせる夏樹に、隆之は思わず喉を鳴らした。目隠しや拘束具といったアブノーマルなプレイをしているせいか、普段のセックスとはまた違った高揚感を感じてならない。
(こんなの目にしたら、煽られるに決まってるだろっ……)
興奮を抑えきれず、夏樹が着ていたパーカーを胸元までたくし上げる。
次いで手に取ったのはハンディータイプの電動マッサージャーだった。電源を入れ、胸のあたりを避けながら押し当てていく。
「やっ、あんま焦らさないで……よぉ」
切なげに訴えられるも、隆之は無視を決め込んだ。
乳首に触れないように乳輪の周辺を丹念になぞると、早く刺激が欲しいとばかりに夏樹が体を突き出してくる。
やがて胸の突起がぷっくりと硬くなり、その存在を主張したところで、ようやくマッサージャーを当ててやった。
「ふあっ、あ、あ、そこぉ……ブルブルしてきもちい……っ」
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