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音羽「どれどれ?うーん?なるほどなるほどイイね君」そう言うと音羽はサファリザに化粧をし始める。
数十分後…先程まで汗だくだったサファリザの顔は変貌を遂げて…白い純白のドレスの似合う良い女がそこに立っていた。
音羽「イイねえ?うん。これならイケるよ」そう言うと音羽はサファリザの手を引っ張り…待機席に案内する。
音羽「暫くココに座ってて。もう時期最初のお客さんが来るはずだから」
サファリザ「…はい。」サファリザが席に座って前を見てみると体重120kgはあるであろう巨漢の女が座っていてスマホをその手に画面をジッと見詰めていた。そしてサファリザの方に目線を向けた女は彼女に話し掛ける。
??「何よ?あんた?新入り?」
サファリザ「え!!?…はい。」
??「仕事の邪魔しないでよね?今日の人は私専用の人なんだから」
そうこうして…お客を待っていると店のボーイがコロコロを使い店内の清掃を始めた。ボーイの顔は大きくくりっとした瞳に長い髪を後ろでしばり…女のコのような風貌でせせくさと掃除をしていた。
ワカバ「あぁ?サファリザ。あの子の事気になる?名前はみゆっていうんだけど‥一ヶ月前にぷろ子さんを怒らせちゃってね。それで今ボーイをやらされているの?あんたも長生きしたいなら関わらないほうが良いわよ」
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