プロローグ

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時を同じくして…サファリ一番街にあの女がまたも姿を見せる。かつてのNo.1ホステス(サファリザ)あの女がこの街を拠点にしてたのは…今は昔の事。時代は移り変わり平成から令和へと国のシンボルは変わった。 サファリザ「この街も久々ね?」サファリザはそう呟くと街を歩き始める。 通行人「おい?あれサファリザじゃないのか?」 通行人B「また戻ってきたのか?まさか?気のせいだろ?本人な訳がない。あんな事件を起こしといて今更戻って来れるはずもないだろ?」 そんな冷たい周囲の言葉とは裏腹にサファリザはとある1軒の店の前で止まる。店の名は…マダムシンコ。選び抜いたスイーツが彩るその店はサファリザにあの頃の記憶を蘇らせる。 サファリザ当時…19歳‥身長170cm体重68Kg。モデル並みのルックスと美貌で僅か一年でNo.1に上り詰めた女。サファリ一番街最年少記録を数々樹立し‥店の売り上げは前年度の数倍にまで膨れ上がった。
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