プロローグ

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数年前サファリ町一番街【LASTNIGHTCROWN】にて 男1「サファリザさん‥コレ僕からのプレゼントです」男はそう言うとサファリザに時価数千万の宝石を手渡す。 サファリザ「ありがとう(笑)受け取るわ」 その時だった店の扉が開き…10人組の男たちが押し寄せる。 男C「サファリザ!!てめぇ騙しやがったな?」 サファリザ「何なの?あなたたち!!!」 ??「俺の顔を忘れたかい?」 サファリザ「あなたは!!?そんなどうして?」 その後…サファリザがどうなったのかは…?言うまでもない。サファリ町屈指の美少女も…ヤクの前では無力だった。その少し後の事だ。サファリザは姿を消しそれから6年の月日が流れた。 LASTNIGHTCROWNのオーナーはタローからあみかという女に変わり…現在のNo.1は(ゑむ)向かいにあるCROWNCROWNとはライバル関係にあり…この界隈ではCROWNの(エン)LASTNIGHTの(ゑむ)の2強が幅を利かせている。 そして…現在…マダムシンコを出たサファリザはとある所へと足早に向かう。時折、戸惑いの声が聞こえるがそんな事は気にもとめない。電車の窓から見える物はサファリ町からパセリ町へと映り変わる町並。人。空。そしてマダム・ギシー。優雅なドレスを身に纏いパセリ町を歩く彼女の姿をサファリザは強く目に焼き付けた。 同時にぎし子とサファリザ。交わる事のなかった2人の女の人生がぶつかりあった瞬間でもあった。そう今まさにゆっくりと‥伝説の幕が静かにだが確実にこのパセリ町の空に舞い上がったのである。
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