第1話(伝説の幕開け)

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それから数十分後…サファリザはとある物を手に取って眺めていた。ふと後ろのカップルの話し声が聞こえてきて彼女の心をざわつかせた。 気になった彼女が後を振り返ってみると…そこに居たのは175cmぐらいのイケメンと…152cmぐらいの板野友美似の美少女が居てこちらを見ながらヒソヒソと話し合っていた。 女「ねぇ~!!?何処見てるの?きゃははっ(笑)!!。何あの女?めちゃくちゃブスじゃん!!?」 ?「バカッてめぇサファリザを知らねぇのか?」 女「誰それ?ねぇ?私よりあの女の方が良いって言うの?」 ?「るせぇなぁてめぇは黙ってろよっ!?サファリザっ!!!?サファリザだよね…?」 サファリザ「はい。あなたは?」 ?「俺だよ。俺。テルだよ。こっちに戻って来てたんだ?」 女「ねぇ?テルくん?誰なの?この女?」 テル「さっきも言ったろ?サファリザだよ!!?」 女「いや?だから?誰なの?それ?」 テル「はぁ?ふざけんな。サファリザはなお前なんかとは比べ物になんないぐらい良い女なんだよ。」そう言うと男はサファリザを抱き寄せると目の前でサファリザの唇を奪う。 女「ちょッねぇ何してるの?ねぇ?ねぇったら」サファリザと男は激しく唇を絡め始め‥彼女は後ろに居る女をジッと見つめる。 数秒後…不意に我に帰ったサファリザは…男を突き放したっ!!!? サファリザ「彼女がみてるわよ。」 テル「んな。女どうでもいいんだよ。」 サファリザ「ごめんなさいね。私。人の男には興味ないの。」そう言うとサファリザは足早にその場を立ち去ろうとする。 テル「ちょ。おいサファリざ。サファリザちょッ待てよ。」 サファリザ「来ないで。」男にそう叫んだ…サファリザは急に走り出した。そして追ってくる男の追跡を逃れるには体重68kgある。彼女には少しキツイ運動ではあったが何とか物陰に隠れて男をやり過ごしたのである。
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