第1話「予兆」

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??「おかえりっ!!?リゼっ!!?彼らの様子はどうだった?」 リゼ「どーもこーも最悪よっ!!?私の言う事なんか聞きやしないっ!!?」 ??「ははっ(汗)!!?大変だねっ!!?」青年はそう言うと苦笑いしながら…コーヒーをひとくち口に含んで目を細めるっ!!? そして…フッと息を吐くと…リゼに語り掛ける。 ??「ねぇ?所で?例の件について調べてくれたかい?」 リゼ「えぇっ!!?もちろんよっ!!?」リゼはそう言うと…1枚の「写真」を「青年」に見せるっ!!? そこにはとある…「男」が何者かと「密会」する様子が撮影されており…いかにもという感じの「雰囲気」を醸し出していた。 それを見た「青年」はニンマリ笑って「リゼ」に話し掛けるっ!!? ??「ありがとうっ!!?リゼっ!!?これで彼らが居た時間に跳べるよっ!!?」 リゼ「どういたしましてっ!!?それよりっちゃんとギャラ払ってよね?それ…撮影するの苦労したんだからっ!!?」  ??「わかってるよっ!!?ところでリゼっここだけの話なんだけど…キミが飼ってたハムスターが外に出ていたよっ!!?」 リゼ「えっ!!?ウソっ!!?何で?ちゃんとゲージに入れといたでしょっ!!?」 ??「さぁ…その辺はボクにもわかんないけど…1つだけ言える事は…誰かがキミの部屋に侵入した形跡があるって事だっ!!?」 リゼ「誰なのよっ!!?そのモノ好きは?」リゼはそう言うと怪訝な顔をして天井を見詰める。 ダイニングの天井は…何処までも高く手を伸ばしても届きそうには無かった。そしてこの何でも無い風景が…狂気に満ちた「惨状」へと「変貌」を遂げるまでにはそれ程…時間はかからなかった。
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