第1話「予兆」

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少し前に遡る…いつも通り「屋敷」の中で寛いでいた終夜たちは…とある男に呼び出され…応接間に集合していた。 ??「本日…諸君らに集まってもらったのは他でもない…近々…ショッピングモールで開催されるイベントに参加してもらう為だ」そう言って話すのはこの孤児院の実質的No.1で経営者である「楠木正孝」だっ!!? そしてその隣には秘書の「柊すみれ」が立っていて…終夜たちに資料を手渡して行くっ!!? 柊すみれ「終夜さまっ!!?そちらが今回のイベントに関する詳細な資料でございますっ!!?」 終夜「うん。ありがとう?すみれっ!!?」終夜と呼ばれた青年はそう答えると…すみれから資料を受け取る。 資料を見てみると…夏に向けたとあるイベントの事が詳細に書かれていて…終夜を含めた8人の青年たちが合同で参加するプログラムになっていた。 何人かのメンバーは「またかよ」と言った具合の顔をしていたが…「終夜」だけは真面目にその話しを聞いていた。そしてこれがあの「惨劇」へと繫がる事をこの時はまだ誰も知らなかった。
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