第1話「予兆」

4/8
前へ
/9ページ
次へ
数分後…全員の共用スペースである「ダイニング」へとやって来た「終夜」たちは「イベント」の事について話し合っていた。 終夜「って聞いてるか?和人っ!!?」 ??「聞いてんよっ!!?つか下の名前で呼ぶなや俺には松風って名前があるんだぜ?」 終夜「松風なんて苗字お前には似合わねぇーよっ!!?」 松風「はぁ?それどういう意味だよっ!!!?」 終夜「そのまんまの意味だよっ!!!?つか、お前?何か臭うぞ?」 ??「そいつが臭うのなんていつもの事よ!!?どーせ風呂にも入ってないんだからっ!!?」少女はそう言うとコーヒーをひとくち口に含んで…やれやれといった顔をする。 数秒後…それを見た松風は「はぁ」っと深い溜息をついて…その言葉に反論する。 松風「てめぇらなぁいくら俺でも風呂ぐらい入ってらぁ!!!?」 ??「ほんとかしらっ!!?」 松風「ホントだよっ!!?でぇ?何だっけ?そうそうイベントの事だ…!!!?つか…俺らの役割分担何で死体役なんだよ?意味わかんねぇーしっ!!?」 終夜「その辺は俺もわからないけど…きっと正孝さんの事だっ!!!?何か考えがあるんだろ?」 終夜「つか…他の奴らは何処行ったんだ?」 ?「LiSAは友達と買い物。遥斗はゲーセン。雪斗は学校の部活で今日は帰りが遅い」 終夜「はぁ…雪斗は何となくわかるけど…遥斗とLiSA何やってんだよ?」 松風「まっ!!?そう言ってやるな!!?奴らには奴らなりの考え方があるんだよっ!?」松風はそう言って…タバコに火を付けるとフッと息を吐く。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加