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昴はキッチンの説明を一通りしたあと、 昼食にと手際よくチャーハンを作り始めた。 「すごい、昴さんお料理も得意なんですね」 「まあ、家では僕が家事担当だから」 「結婚してるんですか?」 「うん。妻は絵本作家で、まあ忙しくて。 それで僕が家事担当。毎朝娘のお弁当も作ってるよ」 「娘さんもいるんですか!?」 「そう、4歳の娘が1人。それがもう可愛くて」 そう言って昴は目をほころばせた。
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