現実と向き合う

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現実と向き合う

浮気の証拠がある程度集まったのである日仕事から帰ってきた夫に問いただした。 彼女さんとの関係は私が知り得る限りでは2年ほど前からのご関係。 ただ、関係を聞いただけなのに。 夫、血の気の引いた顔をしながら無言で荷物をまとめて家を出る。 せっかく作った夕飯も手付かずで。 最後の晩餐にあなたの好きなメニューにしたのに。 非を認めたって事だよね。 何の反論もしなかった。 夫が出て行ったあと、ダムが崩壊したように涙が止まらなかった。 ----- 夫が家を出て1週間。 知人の紹介を経て弁護士に正式に依頼。 資料集めたりなんだかで忙しなく時間が過ぎていく。。。 そして、夜は眠たいのに色々な思いや思考が邪魔して 眠れない日が続く。 日常生活に支障は出ていなかったけれども 時折、悲しみのスイッチが入って無意識に涙が溢れてくる。 お風呂に入った時は思いっきり涙を流すことにした。 一時的ではあるけれど、幾分かは心が軽くなるのを実感。 来週は弁護士から彼女さんに内容証明が送られる。 夫が既婚者であることを知らないはずはない。 だって、私も良く知ってる人だもの。 断罪?制裁?仕返し? そんなもの、自分で手を下さなくても因果応報はあると信じている。 え?私、もしかしたら過去に何かやらかしたのかしら。。 なんて心配してたら同僚が 「この離婚はあなたにとって絶対に人生の好転機 そのための試練だから頑張って乗り越えなよ」 同僚の言葉、刺さりました。 会社の更衣室で大泣きしちゃいました。
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