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結局ミールや家族が見舞いに来ない中何日か経った。
その時ケンノエの携帯に職場から電話がかかってくる。
「はいもしもし?」
ケンノエは電話に出る。
『明日からは来なくて良いから』
「え?ちょっと待ってください!!」
ケンノエは突如の解雇の言葉に気が動転する。
「何故ですか何故ですか!?」
『上からの命令だから我々にはどうする事も出来ない』
「ちょっと『ブチン』
電話はそこで途切れた。
「冗談じゃないよ明日から仕事探さなきゃ…入院代も馬鹿にならないし…」
ケンノエは頭を悩ませた。
それから退院し仕事を探そうと言う時だった。
ケンノエは突如殴られる。
ドカン!!
ケンノエは後ろのめりに転がる。
「い、いきなり何するんだ!?」
ケンノエは鼻血を押さえて主を睨む。
「すまねえあまりにもムカつく顔してたんでな」
そこにいるのはガラの悪い男だった。
相手はこのまま向こうに行く。
「何なんだよアイツ「おい」
そんな時先程の男から声をかけられるケンノエ。
「俺はネブラの一員だそこでそこで会社が開発した「これ」を誰かに飲ませるよう言われてるんだ、悪いけど協力してくれないか?」
「嫌です!いきなり殴るような人に「どっちみちお前は逃げられない!!」
ケンノエは男から無理矢理口を広げられある物体を飲まされる。
「まずい…なんなんだこれは?」
「案ずるな、遅れて効果が出る」
そういうとネブラの男は姿を消した。
「とにかく仕事探さないと……」
気を取り直して先を急ごうとするケンノエ。
そんな時ミールと祐輔が仲睦まじくデートしている姿を確認する。
「あ!あれはミールと祐輔!暫く会ってなかったから随分懐かしいな!おーい!」
ケンノエは二人の元へ走った。
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