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ミールはケンノエに聞いてみた。
「ケンノエさん、歳は何歳ですか?」
「ミールちゃん、人に歳を尋ねるには失礼ですがと付け加えるものだよ」
ケンノエはそう言ってミールは怒らせてしまったと思いしゅんとした。
「ご、ごめんなさい…!」
ケンノエはミールの頭をポンポンさせる。
「大丈夫だよ君はまだ幼いせっかくだから教えてあげよう僕は15歳だよ」
大分離れているようにミールは思った。
「なんだ8歳も違うじゃん」
「ガッカリだったねでもでも仕事仲間となると歳はあまり関係無くなるよ」
「そうなんだ…」
ケンノエとミールは話が合うらしく色んな話をした。
「休みの日はいつも何してるの?」
「寮でずっと過ごしてます」
「勿体無いよまだ若いのに、じゃあじゃあ僕が街とかに連れてったげるよ!」
「え、良いんですか?」
「良いよ僕も暇だからね!」
そしてそしてケンノエとミールは次の休みの日に街に出かける。
「うわあ私と同じ歳くらいの子がいっぱい遊んでる!」
「好きに遊んで良いよ!」
連れてったのはデパートの子供の遊び場だった。
ミールはちょっと歳下くらいの女の子が気になった。
「私はミール貴女は?」
「ミーちゃんやねんよろしゅうな!」
「名前が被ってる!」
「ほんまや、キャハハ!」
そしてそして………。
「仲良くなったよミーちゃんて子と!」
「良かったねミールちゃん♪」
ミールとケンノエは帰路についた。
また次の日…。
ミールはガキ執事達にいじめられている子をみかける。
「やめなさいよ!」と言いたかったがそんな度胸は当時なかったミールは悔し泣きして帰った。
「どうしたんだいミールちゃん?」
ケンノエにしがみついて泣きまくるミールにケンノエは聞く。
「ミールは強くなりたい!いじめに立ち向かえる強さが欲しい!」
「そうかじゃあ護身術を教えてあげよう!」
そしてケンノエはミールに護身術を教え込んだりした。
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