エピローグ

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そしてそしてノフィンが皆の分にとさばせ大福(徳島の海部の名物和菓子)を買って来たのでスイーツ城の皆と茶会を開く事に。 ノフィンの娘ナリ坊も一緒だ。 「うわーいさばせ大福おいーしい♪むぐっ!むぐぐ!」 「あんまり詰め込んじゃだめじゃないの、ほらほらっ!」 メイドのジュリアがナリ坊の背中を叩いてあげる。 「あの時は本当に焦りましたよミールの発見が遅れていたら……」 「すみませんジャスミン先輩…」 ミールはジャスミンに礼を言う。 「でも良いや無いか、ミール君の怪我も完治した事やしな」とチイチイ父。 「しかし見たところスイーツ城は警備も貧弱やからな、ウチの娘もいつかはスイーツ城に入れようと思っとるんや」 「日本だと18歳以上でないと働けないんでしたね?そうだチイチイ父さん!」 「なんや?そんなに改まって?」 「私を鍛えてくれませんか?私はもっと強くなって城を守れるようになりたいです!」 「それは構わんが……ワイの稽古は厳しいで?」 「心得ています!」 そしてチイチイ父はミールの師匠になった。 チイチイ父から教わった拳法とケンノエの守護霊の力が合わさり、ミールは更に強くなった。 後に琴奈が入り、のぞのぞが入り、明日香達が入り、メイド隊員も次々と入れ替わって現在のメイド隊の基盤が出来上がる。
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