「決断の時」

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ア「もしもし、燐?今日はどうしたの?」 燐「今日さ、神様を夢で見たの。」 ア「え、また?ほんと卒業して何回目? まだお父さんとは会わないの?」 アキとは仲がいいから、家の場所も知ってるし、行こうと思えばいつでも行ける。 だけど、私には行く勇気が無かった。 燐「会うのが怖いの。 私は、在学中ずっと神様に助けてもらってきた。 一度本当に離れないと、きっと依存してしまう。 そうなると、きっと神様をがっかりさせてしまう。 だから、簡単には会えないよ。」
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