「今日、僕の命が終わってしまっても───」

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そうして、僕らはイルカショーの会場へ向かった。 ショーに着くと、僕らは空いてる席に座り、ショーの始まりを待ちながら、僕らはあの日の思い出について語り合う。 「そういえばさー、あの時、僕ら最前列に座って、イルカに水かけられてびしょびしょにならなかったっけ?」 「あーそういえばそうかもね…」 「今考えると、よくあの後風邪引かなかったよね…」 「確かにね…」 なんて話していると、イルカショーが始まった。 ショーは前見た時とほとんど同じで、僕は、懐かしくてしょうがなかった。 …こんなに楽しい日々も、今日で最期か……僕は何か彼女にしてあげられただろうか? なんて事を考えていると、気づいたらショーは終わっていた。 「あ、終わったね…」 「そうだね…次はどこに行く?」 「えーっと…私は遊園地かなぁ」 「お、あの遊園地?いいね!じゃあ早速行こう…けど、その前にコンビニにでも寄って行かない?」 「いいよー」 「ありがと、丁度喉が渇いてたんだよね…」 という事で、僕らはコンビニへと向かう。 中に入ると、僕らは飲み物コーナーに向かい、飲み物を選ぶ。 「何が良いかな?」 「私、紅茶にしようかな」 なんて話していると、突然、レジの方向から悲鳴が聞こえてきた。
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