クリーム砂糖水の結果

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 その翌日。 「どうだった?電気ついてた」 「大丈夫です。20:00くらいにアパートに帰って来ましたから」 「じゃあ、会ったのね」 「いえ、顔は合わせていないです。けど、元気そうでしたよ」 「そうなの…」  彼は意外と頑固なので、オーナーの奥さんはそれ以上は踏み込まず見守ることにした。  そんな会話があってから、さらに二週間が経ち。夏休みも残り少なくなって来たある日。 「じゃ、すみません。来週から、一週間休ませてもらいます」  それは、彼が夏休み前から予定されていたこと行動であった。 「夏休みも、ほとんどバイトで終わっちゃったね。こちらは助かったけど」 「いえ、とんでもない。こちらこそ凄く助かってます。それに、バイトの休みの日には遊びにも行きましたから。夏休みもちゃんと楽しんでます」 「それならいいけど、来週は実家に帰るんだよね」 「そうする予定です」  オーナーと彼が、お店の中でそんな話をしていたその時、扉の開く音と同時にそのカウベルの音が彼の耳に届いた。
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