エピソード5 冬美は下品!

1/1
前へ
/10ページ
次へ

エピソード5 冬美は下品!

僕と、春美さんが、話しながら朝食を食べていると、冬美が来て、また、いきなり、座っている僕の、股間を掴んだ。 「ぎゃーーー!!! もう! 毎回、止めて下さいっ!!!」 僕は、叫んだ。 「だってよう~、中一なんて、もう、あっちのことばっかしか考えてねえだろう?」 冬美が、ニヤニヤしながら言った。 「そ、そんなことは……」 僕は、言葉に詰まった。 正直に言えば、その通りだ。 もう、頭の中は、そのことしかないと言っても過言ではない。 病気じゃないかと思うくらい、あのことについてずっと考えている。 僕は、イケメンで、体もがっしりしたテニスのスポーツ選手である、モテそうな冬美に言った。 「冬美さんは、それは、それは、女の人にモテていいでしょうね!」 すると、冬美は、眉をひそめた。 「女なんて、くだらない」 「えっ?」
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加