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エピソード5 冬美は下品!
僕と、春美さんが、話しながら朝食を食べていると、冬美が来て、また、いきなり、座っている僕の、股間を掴んだ。
「ぎゃーーー!!! もう! 毎回、止めて下さいっ!!!」
僕は、叫んだ。
「だってよう~、中一なんて、もう、あっちのことばっかしか考えてねえだろう?」
冬美が、ニヤニヤしながら言った。
「そ、そんなことは……」
僕は、言葉に詰まった。
正直に言えば、その通りだ。
もう、頭の中は、そのことしかないと言っても過言ではない。
病気じゃないかと思うくらい、あのことについてずっと考えている。
僕は、イケメンで、体もがっしりしたテニスのスポーツ選手である、モテそうな冬美に言った。
「冬美さんは、それは、それは、女の人にモテていいでしょうね!」
すると、冬美は、眉をひそめた。
「女なんて、くだらない」
「えっ?」
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