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リック「笑い事じゃ無いでしょっ!!?アンナさまがこつ然と消えたのですよっ!!?」そう言い返した男の名は《リック・フロスト・シャルノーク》エルステア近衛騎士団の副隊長を勤めてる男で…シャーロッテの護衛であるっ!!?
?「わかってんよっそんなことっ!!?俺が言いてぇ事はこれ以上姫さまを説得した所で無意味だって事さっ!?」
リック「何故?そう言い切れるのですかっ!!?」
リック「根気よく〘説得〙を試みればその内姫さまの気が変わるかもしれないでしょう?」
??「いーやっあれは変わらないねっ!?今のシャーロッテ様は妹のアンナ様が消えて頭に血が上ってらっしゃるっ!!?」
??「あっしの経験上ああなったシャーロッテ姫殿下を止める術はありやせん」
??「ここは大人しくっ!!?姫さまの言う通りに全力でアンナ様を捜索するのが得策ってもんですよっ!!?」
リック「うるさいっ!?知ったふうな口を叩くなっ!!?貴様に言われずともそれぐらいわかっているさっ!!?」
シャルノークのその怒鳴り声を聞いた男は〘はぁ〙っという深い溜息をつくと男に話し掛ける
?「とにかく落ち着けっ!!?シャルノーク?副隊長のてめぇがそんなんじゃ…見付かるもんも見付からねぇじゃねぇーかっ!!?」
リック「わかってますよっ!?それぐらいっ!!?そもそも隊長である貴方が不甲斐ないからこうなってるんですよ」シャルノークは不満気な顔でそう叫ぶとそそくさと歩いて行くっ!!?
そして遠ざかっていくシャルノークの背中を見詰める男は…頭をポリポリ掻きながらっやれやれと言った表情を浮かべてこう呟くっ!!?
?「たくっほんとにわかってんのかねぇ?あいつっ!!?」
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