ついに記録更新ストップ

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 そして、部屋の中…。 いつも座っていたイスに座って足を組み、ふんぞり返って怒っている彼。 ちょっとだけ…と思いながら、結果おちょくりすぎた理由となんでスマホに連絡がつかなかったかの理由を伝えて、床に正座をして謝りまくった私。 それから数十分後、なんとか無事仲直りした私たち。 そして、改めてテーブルを挟んで向かい合って座っている私たち。 「三ヶ月ほっといて、待たせてごめん」 そう言って、背筋を伸ばして深く頭を下げた彼。 『うん…まぁ、元気な姿見れたし、いいよ…いいよ、許す!』 ちらっと彼を見ると、ガバッと頭を上げて私を見ていた。 『その代わり、ちょっとだけグチっていい?かまへん?』 ちらっと彼の様子を伺うと、返事をする代わりに頷いてくれた。 オッケーの意味にとらえて、私も頷き返して話し出した。 『指輪返してって言われて返して、でも僕から連絡するし、連絡しんといてって言われて、部屋の鍵一旦返されたし…別れたんか別れてへんのか分からへん中途半端な状態で待つのが辛かった…まぁ、他にも色々辛いことあってん…あってんけど、辛い状態も一ヶ月過ぎたら、まぁ、いっか!って、思えるようになってん…なんか成長したやろ?ど~お?』 最後、キメポーズならぬどや顔をして、グチ終了。 渇いた喉をお茶の一気飲みで解消して、ほっとひと息ついてると、彼が 「ちょっといい?」 と聞いてきた。 『ん?なに?』 と聞くと 「あの…結局は言い訳になってしまうんやけど、カナを放置していた理由、カナの部屋の鍵一旦返した理由、あと、指輪の返却の理由今から話していい?」 (遂に彼から聞きたかったことが聞けるんや!)と、願ったり叶ったりの私。 『もちろん。聞きたい、聞きたい!』 と速攻返事をしたら、ほっとした表情をこぼして、話し始め…の前にお茶を飲んで喉を潤していた彼。
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