序章

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「リアム、お前は一生。俺のそばにいろ」 僕に優しい瞳を向けるのは、冷酷な貴族の息子と言われているウォルター・フィリップスだ。 最初は、この世の終わりのように感じていた彼との出会いも今では運命だと感じるようになった。 これから話すのは、魔法が使えないのは人間以下だとされている世界。この世界で、自分の存在意義と大切な人を見つけるまでの僕ことリアムのお話である。
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