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鷹斗とのキスに酔いしれていると。
突然、背中にひんやりと冷気を感じた。
その直後、
感じたのは、ほんの少し冷たい手の感触。
(こっ、これは流石にやばいっ!)
そう心の中で思って........................
「.........っダメ......んぅ.........」
ちゃんと声に出してみる。
だけど声にはならなくって。
「きょーかが煽ってきたくせに、」
〝何か〟を感じ取ったのか、
やっと、私を離してくれた鷹斗。
「...............ぅ、あ、ごめん、」
キス後の、遠からず近からずな距離。
鷹斗に素直に謝ると。
「............別にいーよ、キスまでって約束だし」
不服そうな言葉を出した鷹斗。
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