肝硬変の予後の生き方

新薬登場

新薬「ソバルディ」と「ハーボニー」が遂に認可された。ついでに助成も！

一日一錠６万1799円…１年服用するのだけど…払えるわけが無い。
しかし国の対応は早かった。助成対象になり、ほとんどの人が併用薬も含め月１万円で処方される事になった。

早速先生も主人に治療効果が高くインターフェロン治療よりも副作用がないからと勧めてくれた。
主人はソバルディ+リバビリン併用を開始して隔週土曜日には外来で血液検査をしてウイルス量チェックをした。

特にキツイ副作用もなく「あんなツラいインターフェロンしなきゃ良かったね」と笑う余裕もある状態で4ヶ月くらい経った頃から血液検査に変化が出てきた。

「ｹﾝｼｭﾂｾｽﾞ」

それからの検査日は二人してドキドキした「検出されませんように」って。

特に副作用も無いし気持ちの余裕から先生に３回もインターフェロンしないで新薬待ってれば良かったと言ってみたりした。
その度に先生はインターフェロン治療を受けたから肝臓の繊維も柔らかくなってるし助成も受けれるんやで、とお叱りを頂いたりもした。

その後から現在に至るまでウイルスは検出されてない。

治療が終わり、月1診療に変わり、薬もウルソだけになって平穏に過ごしていた。

平穏な日々がこのまま続くと思ってたのに主人の帰宅と共に終わりが…来た。

会社の健康診断でまた引っかかった。今度はバリウム検査だった。

胃の上部入口付近の形が歪だから要カメラ検査と書いてあった。まさか胃癌？と怖い事を考えながら健康診断の結果を持って先生の元へ。

明日カメラ検査するから午後２１時からは絶食ねと告げられ帰宅した。