苗木萌々香は6割聴こえない世界で生きてる

片耳が聴こえない私は、いつもどこかで拗ねていたんだ。

一月ににか

58分 (34,614文字)
片耳難聴者の生きづらさをリアルに描いてみたいと思いました

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あらすじ

黒猫のぬいぐるみ・アオを大切にしている高校2年生の苗木萌々香は、片耳が聞こえない。 聞こえるけれど聴こえない。そんな状態を理解してくれる人は身近におらず、アオは萌々香にとって唯一本音を話せる友人兼家族

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