第1章 いじめっ子生徒たちへの罰

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ーー 流星「はぁ、胸糞悪。なんで死んだんだよ・・・ ちょっとからかっただけじゃん、もっと遊びたかった。 康平のイキイキと彼奴を殴るのたまらなく好きだったのに・・・」 思った以上に歪んでて正直引いた。 さて、こいつにどう罰を与えるか・・・ ん?アレ?こいつって確かサッカー部じゃなかった?なんでいるのここに・・・ 流星「んな萎えた日にサッカーなんてやってられねぇよ!」 ・・・ご丁寧に説明ありがとう。 そうだな、こうしてやろう! 僕は念じた。 (サッカーボールが顔面に飛んできたので怒りに任せ蹴り返したら相手が流星君の憧れたサッカー選手で、顔面にクリーンヒット。大目玉を食らう)っと・・・ ドガッ 流星「ってぇえなぁ、糞が!」 バシッ 流星「誰だよんなへたくそなシュート蹴りやがったのは!」 #「ったぁ・・・あぁ俺です、へたくそですみません。でも、君も大概ですよね?怒りに任せて蹴るのはサッカー部としていかがなものかと思いますよ?」 流星「!?な、なん・・・いや。どうしておr、ぼk、私がサッカー部だと?」 #「分かりますよ。でも俺は君にはサッカー選手になってほしくないですね。」 流星「ど、うしてですか?」 #「不注意で顔面に当たったくらいでモノに八つ当たりするのはちょっと・・・」 流星「・・・」 #「君は色々なサッカーの試合見たことは?」 流星「あります。」 #「サッカー選手が暴行を加えたり、明らかな違反行為をしたりしていたシーンを見たことは?」 流星「・・・あります。」 #「どう思った?」 流星「すごく嫌でした、うまいプレイばかりをしている選手だっただけに残念で・・・」 #「俺も同じだ、一瞬だったけど君は光るものがあるなって直感で感じた。 だから君は素質はあると思う、けど人間的に成長しないとだめだよ?」 流星「はい、気を付けます。すみませんでした!」 #「いい子だ、でも例えサッカー選手になったとしても俺は受け入れる気はないですから。」 流星「え、でもだって、今・・・」 #「人の縁は一期一会、第一印象がいかに大事かって・・・ これから付き合っていくのにふさわしいか、このまま過ぎ去り一度きりの縁とするか、俺はそれで決めているんだ。 君は不合格だよ、この縁は無かったことに… だって君が蹴ったボール、俺の顔面に当たったんだよ? サッカー選手だったら”ごめんなさい不注意でした”で済まない話。 理由によっては選手生命を断つレベルだと俺は思っている、この意味わからないわけじゃないでしょ? というわけで、俺は二度と君とは会いたくなくなりました。 じゃそういうわけで部活頑張ってください♪」 ーー 終始爽やか気味な表情で淡々としゃべっていたと思ったら、最後急にマジトーンの真顔でドストライクなお説教・・・ やんわりお説教だと思ったら、思いっきり拒絶されたw コレは堪えるだろう・・・ ゼウス『お主、やっぱりえげつないな。』 「え?」 ゼウス『奴のサッカー選手になる夢を諦めさせるには十分すぎるインパクトある出来事だったぞ、今のは・・・』 「・・・」 ゼウス『ま、命に係わる話じゃないからワシは知らんがなww』 「じゃあ良いじゃん。」 ゼウス『いやはや、寡黙な人ほど抱えている負の感情というものは恐ろしく輝いて見えるもんじゃなと思っただけじゃ。』 「・・・それ褒めていいの?」 ゼウス『人間の本質的なところを見極めているだけじゃよ~』 「そうですか・・・」
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