好きなんだからいいじゃない

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「たまに来るから、お兄ちゃんもたまには実家に帰ってきてよね」 「はは、最近は忙しかったからな。夏が過ぎたらまた帰るよ」  兄妹の会話。和むなあ。 「あ、君たちもよかったらまた遊びにきてね。イベントとか関係なく」 「いいんですか?」 「野々華の友達ならいつでも大歓迎だよ。それに、君たちもぬいぐるみは好きなんだろ?」  私と崎下は野々華ちゃんに視線を向ける。野々華ちゃんは頷いて、お兄さんを見る。  私たちもお兄さんを見る。 「今日はありがとうございました! また来ます!」
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