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恋人って最高だな。清文とのエッチ、すっげえよかったわ……。
俺は初めてできた恋人で、会社の同期・大沼清文と過ごした週末のことを反芻して、心ここにあらずって感じで会社にいた。
俺、宮本樹は、浅草橋にある文房具メーカー・スター文具に新卒で入社して二年目。男にしては超小柄の身長百五十五センチ、イケメンとはとても言えねえ俺と、百八十センチのすらっとした身体にイケメンでしかも優しい清文は、信じられねえことにお互い内定式で一目惚れだったらしい。
でも自分に自信がなくて、これまで誰かとつきあったこともねえ俺は、仲のいい同期って関係からなかなか踏み出せなくて。コクるまでに一年半以上かかっちまった。
正確には、コクられるのをずっと待っててくれた清文が、誕生日のサプライズにとうとうガマンできなくなっちまって、先を越された。そして告白から初エッチ、お泊まりデートってヤツまでノンストップで突き進んだ。
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