0人が本棚に入れています
本棚に追加
それ以来六華は結の事が無意識に気になっていた。
本来部活も入る予定などなかったが、結と仲良くなり彼女の人柄や、人間性に好感を持った六華はその流れで茶道部に入部する事になる。
「そうだった。すっかり忘れてたけど、そんな感じで私部活に入部したんだ」
「そうそう。そんな感じで六華も茶道部に入部したんだよね。」
「私ね。結と仲良くなったのも部活に入るきっかけだけど、それに加えてもう1つ理由があるの」
「そうなんだ。教えて」
六華と結は高校時代の思い出話に盛り上がっていた。お互いの長所や短所または、互いに思い出のある話忘れている話等があった。
六華が結と同じ部活に入部したもう1つの理由それは、六華の精神的な病気や、鬱になりやすいのを含め話した上で結が言った言葉にある。
「茶道部だとそんなに激しく動かないし、もし鬱になっても誰にも迷惑掛からないから良いと思うよ。あ、でも礼儀作法とかは厳しいかもだけど。あとは、正座で足痺れたりするかも初めは」
最初のコメントを投稿しよう!