ノモルス遺跡

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 翌朝、港にやってきた連絡船に、翔琉、一志、蓮、重岡の姿があった。四人の顔はいつもと変わらない。彼らは港に集まる島民たちに向かって大きく手を振りながら叫んだ。 「また寄生先を連れて帰ってきます」  四人を乗せた連絡船と入れ替わるようにして、個人所有らしきクルーザー船が到着する。  その船にもまた、島民の身内が本土から連れてきた数人の友人知人たちが乗っていた。 【了】  
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