渓谷学院に顔出し。

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渓谷学院に顔出し。

結果から言うと、渓谷学院に合格した。 そのプロセスは今必要ないから省く。 今日は一人で、入学説明会に来ていた。 空港からタクシーに乗る。走る道はうみうみうみ。ぜ~んぶ海! なにもないじゃんとか思うけど、懐かしくも感じるから、やっぱり俺は寺島忠三郎。なんかこういうとき、生まれ変わりなんだなって認識。 タクシーから降りると、東大の赤門顔負けの門がそびえ立っている。何なんだここは。もうすでに、何人かの入学生が入っている。俺は門をくぐっていった。 中に入り、道順どうりに入る。 大きな会場の受付に行き、紙を渡した。すると生徒が案内してくれるという。 また別の受付に行くとさっきの受付でもらった首から下げたネームホルダーを確認された。しばらくすると一人の男が来た。 「あ、君が寺島忠和くん?僕、吉田栄太!今日は僕が案内するね!宜しく!」 「宜しくお願いします。」 「かったあいな、リラックスしていいのに。いやそっちのほうがおかしいか。」 ちょっと変な人だ。
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