夢の鍵 おバカな妄想日和

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 住んでいる場所は、昭和に建てられたと見られる築年数のある建物。近所には変な輩も住んでいると知っているから、大声で叫ぶことすら躊躇う。  時は刻々と過ぎ、応募に間に合う期日は本日午後。鍵がないことを思い出せずに、病気かと通院までした。医者でさえも呆れ顔で応える。  ならば尚更、人生を諦めようかとも考えるのも不思議ではない。探し物や思い出しをするときは、掃除に限ると医者の言葉に耳を貸し、窓を全開にして既に一時間が経過していた。
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