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そして…敬斗の方をジッと見詰めると…少し目を細めて話し掛ける。
??「それより敬斗っ!!?てめぇが言ってたあの案件?調べてみたらビンゴだったぜっ!!?」
?「たりめぇだろっ!!?敬斗をてめぇみたいなおたんこ茄子と一緒にすんじゃねーよ!!?」
??「んだと?ユーリてめぇ?ガキの癖に調子にのってんじゃねーよっ!!?」
ユーリ「おぉ~怖い怖いっ!!?小学生に向かってどんだけ乱暴な口を叩くんだかっ!!?」
敬斗「あっはは(笑)!!!?ユーリ?その辺にしてあげなよっ!!?松風が困ってるだろ?」
ユーリ「しやあねぇなぁ?まっ敬斗の頼みじゃ断れねぇわな?」ユーリはやれやれと言った表情を浮かべてそう言うと…ジュースをひとくち口に含む。
彼の名は〘黒瀬悠理〙この〘探偵事務所〙の〘社長〙である〘黒瀬誠〙の〘長男〙である。そしてココは自宅兼オフィスの潰れかけの探偵社。年々〘依頼数〙は〘減少〙して行き〘今〙では〘浮気調査〙や〘子犬の捜索〙活動を中心に生計をたてている。
そして…未来が現在…見詰めている〘紙〙は先日〘黒瀬〙の元に届いたメールの一文をコピーして…コピー機で〘印刷〙したものだっ!!?
未来「所で?松風さん?私が言ってた例の案件もちゃんと調べて来てくれましたか?」
松風「あったり前じゃねーかっ!!?俺を誰だと思ってんだ?」
松風「てめぇの言う通り…某企業を内部調査したら…多額の借金を抱えてたぜっ!!?」
未来「やっぱりねぇっ(笑)!!?私の〘勘〙は当たるんだっ!!?」未来は満足気な顔でそう言うと…ニンマリ笑って…紅茶をひとくち口に含んだ。
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