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??「兵衛っ!!?お前?高望王さまの手助けしたんだってな?聞いたぜ?」
兵衛「ウッフフっ(笑)!!?私は何もしていませんよっ!!?ほんの少し力を加えただけにしか過ぎませんっ!!?」
??「謙遜すんなよっ!!?街じゃ…もう噂になってるぜっ!!?」
兵衛「いいえ?何も謙遜などしてはいませんよっ!!?いやぁ…それにしてもあれはほんとに楽しかった?」
兵衛「それよりも…仁蔵さん?先日…町はずれにある森の中でこんな物を見付けましたよっ!?」
仁蔵「そっそれは…!!?お鶴のかんざしじゃねーかっ!!?何があったんだっ!!?」
兵衛「さぁ?私にはわかりかねますっ!?ただ…このかんざしを見付けた所から妙な匂いが致しました…っ!?」
仁蔵「妙な匂い?」仁蔵は怪訝な顔をしてそう言うと眉を潜ませるっ!?
兵衛「ええっ!!?まるで獣か何かが死んでいる様なそんな匂いが立ち込めて来たのですっ!!!?」
宇堂はそう言って…男に背を向けると恍惚の表情を浮かべてニンマリ笑うっ!!?
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