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その後も、気になってチラチラと窓の向こうを気にしては見るが、それ以降カーテンが開く様子もなく、俺もそろそろ飯でも食おうかと移動しようとした時だった。
カーテンがふわりと揺れ、二人が重なるのが見えた…
こういう事は初めてじゃない、今までだって何度かあったのを見てたけど今日はいつもと違う。
成瀬さんが上になり、彼の上に股がって恍惚な表情を浮かべ必死に腰を動かしている。
思わず見入ってしまい我慢できなくなってしまった俺の右手は、すでにムクムクと起き上がってしまっているソレを掴み、快感が登りつめてくるまで必死に手を動かした。
下までは見えないけれど、恐らく入っているんであろうその中を刺激させるように腰をグラインドさせ天を仰ぐ成瀬さんはめちゃくちゃ妖艶で、聞こえるはずの無い声までもが聞こえるような気がして気持ちが良くて堪らない。
「んっ、…っ、う、あっ…成瀬さん…っ、きもちいっ…」
「んっ、んぁっ、イきそう…っ」
ビクビクっと身体を震わせながら成瀬さんが表情を歪めるといよいよ快感が登り詰め、俺の手の動きも早まる。
「はぁっ、成瀬さんっ…成瀬さんっ!」
「うっ、イクッ…」
俺が果てたと同時に倒れ込む成瀬さんを呆然と眺めていると、顔を上げた成瀬さんがこっちを見てニヤッと笑った気がした…
「はぁっ、はぁ…っ、え…っ!?」
勘違い…だよな…?
じゃないとしたらなんなんだって言うんだ!?
そのれから夜遅くまでゲームをしながら、さっきのことが気になって仕方なくて、チラチラと成瀬さんの部屋の様子を伺っていたが、特に動きもなく俺も眠くなっていつの間にかゲームも付けっぱなしで寝てしまっていた。
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