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時を同じくして、デスクのある場所へと辿り着いた、柳田悦子警部補の姿。その傍らには駿河早紀の姿が窺えるものの、それが当たり前であるかの様に快く迎え入れようとする、柳田班の勇姿達!
悦子は、周囲の者達が見守る前で、江藤に対してヒラリと呟いて見せた。
「‥‥‥江藤君。‥‥‥ワタシ、自分から逃げないから!‥‥‥失った玲美の生命の為にも、捜査に関わる皆の日常を取り戻す為にもワタシは負けないから。。。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」
その様な悦子の凛々しさに満ちた姿を、温かな視線を向けて、見守る江藤の姿。その日を皮切りに、柳田班に因る本格的な捜査が始まろうとしているのだった。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。。。
‥‥‥‥‥‥そう。
これから、このボクが、山陽新幹線の車両の中で、何をしてしまおうかと画策している事すらも知る由も無いままで!
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