一章

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「セレア…!君は私のことを嫌っていたのか…!?」 「嫌ってなどおりませんわ。ただ、良い友人だと言っているのです」 「それが何を意味するか分かっているのか!」 「互いに他に想い人がいるのなら、隠れて愛を育む位は良いのではありません?」 「私はずっとセレアのことを愛している…!セレアは他に好きな男がいるのか…!?」 「そんなことノア様には関係ありませんわ」 「セレア!」 ノア様以外に好きな男などいるはずがない。 でも、ノア様の幸せのためならどれだけでも嘘をつけるわ。
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