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「でもいいんです。淫紋認証することであたいはお義兄さまとはなれた場所でも繋がれるようになるのですから。愛し合う男女が互いの肌に刻むのは当たり前のこと、でしょう?」
「俺たちは兄妹のように過ごしてきた。いまさらお前を」
「あー聞きたくないです、それにもう手遅れですよ。身体は立派に反応しているではありませんか」
「……ぐっ」
羽鳥の手首ほどはありそうな太さの陰茎が、垂直に勃ちあがっている。生理現象だと言い訳しようにも、尖端を羽鳥に掴まれ、そのままちいさな唇を近づけられてしまったら――……
「うっ、ゎあああああっ!」
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