桜の精

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小さな小さな桜の妖精が、人間の王子様に恋をしました。     王子様は桜の事をいつも綺麗だと誉めてくれ、それはそれは大切に育ててくれたのでした。 桜の精が王子様に恋をしてしまうのは当然の事。   でも… 王子は花を愛でただけ。綺麗な花だと誉めただけ。      やがて、王子は隣国の姫を花嫁に迎えることとなりました。
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