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そして、北東地区の民たちの食文化も向上に努めていく。
先ずは、『ピザ』と言う物を教えてあげていた。
この異世界には、トマトに似た洋梨の形をした物(アカム)を潰して生地に乗せて釜で焼くこと。
生地に乗せる物トッピングは、料理人に任せることにした。
他の食材(シチュー)もアレコレと考え出せるものを作り上げていました。
冬支度の食糧として、干し肉を作っていたので、他の食材は無いか?と考えていた。
この北東地区には、川魚が獲れるようで、サーモンに似た川魚を燻製することを思いついた。
川魚を燻製するには、桜のチップ見たいな物は無いか?と探していたら、あったではないか!!
現代のブラックチェリーみたいな物が生えている。
燻製用の桜のチップに代用出来るのでは?と思い試してみる。
すると、旨い具合にスモークサーモンの出来上がりでありました。
大都から連れて来た使用人が優秀で台所番として新商品を開発していました。
そしたら、民衆の中から誰ともなく、ピザの名前を『ミルプランタ』と言うようになっていた!!
何世代先になっても、王女様の名前を忘れないようにと言う民衆の気持ちでありました。
ミルプランタは、自分の名前が使われるのは気恥ずかしい気持ちであったが、民衆からの好意と受け取っています。
其れとは別に、大都のお嬢様が、2冊目の恋愛小説『白ユリと仮面の男爵』を製本して売っていました!!
その恋愛小説本の売り上げの半分がミルプランタに入ってくる。
その売り上げ金を北東地区の民たちに還元することにしました。
それから、北東地区の問題が落ち着いた頃、、
チエイスン皇太子は、皇帝陛下の許可を得て、ミルプランタ王女と婚約することになりました。
正式な結婚式は、各国の代表会議が終わった後になるようです。
ミルプランタ王女様は、皇太子と婚約をしたことを北東地区の民たちに報せました。
チエイスン皇太子には、夫人が一人も居ませんでした。
なので、ミルプランタは、第一夫人と成るので、行く行くはqueen(皇后)にまで成れるのです。
大都でいろいろな手続きを済ませて、大都にしか手に入らない食材(上質砂糖・スパイス類)を買って帰ることに、、
ミルプランタ王女様を乗せた馬車が城門を潜り大通りを走ると、民たちの過大な歓迎を受けていました。
「王女様、、」「王女様、バンザイ、」「王女さまぁ、、」
どうも、まだ慣れないようでミルプランタ王女様は、気恥ずかしい気持ちになる。
でも、早く慣れないと、queenに成れば、もっと大勢の歓迎を受けることでしょう。
大都から持ち込んだ食材で、北東地区には食文化が向上することでしょう。
ミルプランタが考案した、『アロウドル』の売れ行きが良いようである。
北東地区の民たちの税金も減税されるであろうと思います。
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