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それから、1月後、、、
7国が中央区域に集まり会議が始まるのでありました。
各国の代表・国王や皇帝が会議場に入って行くのですが、ログイエ王国だけは第一王子が来ていた。
「なぜ?国王が病気か?」「そんな話は、聞いてませんけど?」
ログイエ王国以外の代表は、不思議に思っています?!
「オスマル皇帝、ちょっと良いですか?」
「パニュエ国王、なんでしょうか?」
「ちょっと小耳に挟んだのだが、、ログイエ王国は戦争の準備をしているとのことです、」
「えっ!何処の国と戦争するのでしょうか?」
「其処までは、知りませんが、おそらく隣国でしょうね、」
「隣国って、言えばウチもそうですが、、」
「気を付けたほうが良いですよ、オスマル皇帝、、」
オスマル皇帝陛下は、側近に調べるようにと命令していた。
その数時間後、北西部の国境付近で、国境警備隊同士が衝突している!との情報が入ってくる。
チエイスン皇太子の秘密組織が、更なる情報を掴んでいた。
国境警備隊の衝突があった後方から、ログイエ王国の大軍が進軍しているとのことである!!
オスマル皇帝陛下不在の今、、チエイスン皇太子は、軍を編成して国境警備隊の援軍に向かうことにした。
チエイスン皇太子率いる軍5000兵が北西部国境線に向かったのでありました。
それから、数時間後、、
ミルプランタ王女様の影ハジリが、情報を得ていました。
北西部の第一次防衛線が破られた!と言う情報であります。
更に悪い事に、援軍に向かったチエイスン皇太子率いる5000兵が第二次防衛線の砦に釘付けになっている。
「それは大変な事では?」
「はい、ほんとうに最悪な状態になってますね、王女様、、」
またまた更に悪い事に、第二次防衛線の砦の補給路が遮断されているとのことです!!
「早く助けに行かないと、、」
「えっ!王女様が行くのですか?」
「そうよ、ハジリも一緒に来て、、」
「はい、分かりました、、それでは、カラント将軍に頼りましょうか?」
「あっ、それは良い、、ハジリ、良い事言うね、」
「いいえ、今にも王女様一人で行く勢いでしたから、、」笑
北東地区に居るカラント将軍に会いに行く、ミルプランタ王女様、、
すると、「わたしが此処を離れる訳に行きませんが、、少将に任せましょう、」
その少将とは、旧ミルセンキ軍のカベルネ少将でありました。
そして、ミルプランタ王女様率いる300の騎兵連隊が、北西部の最前線に向かったのであります。
その騎兵連隊が、第三次防衛線に着いた頃、チエイスン皇太子の軍は、砦に孤立していました!!
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