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それから、数日後、、、
チエイスン皇太子とミルプランタ王女の結婚式の日取りが決まった。
オスマル皇帝陛下の計らいで、帝国の祝日として発表する、民衆と結婚式を祝う事になりました。
大都のある店で、ミルプランタ王女のウェィデングドレスの寸法合わせに来ていた。
思っていたよりウエストが太くなっていた!うぅ、、ダイエットしないと(汗)
日取りは6日後だけに、王族の決まりや作法を教えてくれる教授陣が揃っていた。
ミルプランタは、教えて貰えるのは嬉しいけど、ほとんどウンザリしていました。
まぁ、仕方ない、何せいずれ皇太子が皇帝陛下に成るのだから、その妃としての心得を学ばなければならない。
ミルプランタ王女様が大都に滞在中は、騎士団の者たちはボルドン家の隣に騎士団専用の宿舎を建てていました。
その宿舎で寝泊りや訓練をしている。もちろん食事もですが、お嬢様のおかげでメイドさんたちを派遣してくれた。
、、と言うのも、騎士団長のアンドリュに興味があるらしい?たぶん一目惚れであろうか?
騎士団の者たちの面倒を見てくれるから、ミルプランタは安心して嫁入り修行に専念出来るのである。
そして、二人の結婚式が間近になってくる。
カゲからの情報収集で解ったことは、アルスラン王子が良からぬ事を計画しているようだ!!
正確な事は、まだ掴めていないが、警戒するに越したことはないと伝える。
それから、チエイスン皇太子とミルプランタの結婚式当日となった。
ミルプランタは、ボルドン家から馬車で結婚式場まで向かった。
そして、教会堂で結婚の儀を終えて、チエイスン皇太子とミルプランタは、バージンロードを歩いて行くと両側に待っていた女性たちから、紅バラの入った籠から花びらを浴びせてくる。
この異世界に無い演出をミルプランタが要望していました。
ウェデングドレスを着て新郎新婦がバージンロードを歩くことが夢でありました。
すると、どうしたことでしょう?チエイスン皇太子の足が止まり、その場に倒れてしまった!!
ミルプランタは、慌ててチエイスン皇太子を支えていたら、数人が剣を抜いて二人に切り掛かってくる!
その賊を阻むように騎士団が数人の刺客を斬り付けていく、、、
、、ふむっ、この症状はわたしが使った魔術と同じみたいだな?、、
ミルプランタは、騎士団長のアンドリュを呼んで、無力化防止の薬を持って来させる。
それと同時に騎士団が二人を守るように囲んでいました。
ミルプランタ王女様の命令で、紅バラを持った女性たちを捕らえる。
無力化の魔術は、腕輪のおかげでミルプランタには効かないのである。
更に悪い事に、護衛兵だったはずの兵士たちが反乱軍化していた!!
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