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その反乱軍を指揮しているのは、交戦派の貴族たちでありました。
騎士団は、チエイスン皇太子とミルプランタを護りつつ安全な場所へと移動する。
オスマル皇帝陛下の宮殿でも反乱軍に囲まれていました!!
其処の反乱軍を指揮しているのは、なんと!アルスラン王子であります。
反乱軍に襲われる数時間前には、北西部の国境線でログイエ軍と睨み合っていた国境警備隊と激突する。
ログイエ軍(五万兵)は、国境警備隊の第一次防衛線を突破していました!!
またまた更に悪い事に、、北東地区にテミリオン王国の軍(2万兵・後方部隊三万)が進軍してくる。
北東部の国境警備隊は、カラント将軍率いる騎兵隊であるので、そう容易く第一次防衛線を破られることは無かった。
チエイスン皇太子は、ミルプランタの薬が効いたのであろう、身体を持ち直していました。
宮殿を包囲している反乱軍は、チエイスン皇太子の特別部隊で対応することになっていた。
ミルプランタ王女様は、白バラ騎士団を連れて、ハジリからの報告で北側の国境警備隊が北西部に向かってる。
カベルネ中将率いる1000騎の騎兵隊と白バラ騎士団は、北西部途中で合流することにしました。
それと同時に、オスマル帝国軍の内、五万の軍を北西部へあと三万の軍を北東部へ向かわせていました。
オスマル帝国の存亡の危機、西からログイエ王国軍、東からテミリオン王国軍との戦争であります。
この存亡の危機を救ってくれるのは、どの部隊でありましょうか?
オスマル皇帝陛下の要請無くして、パニュエ王国の三万の兵士が援軍として南側から向かっていた。
もしも、ログイエ王国軍がこのまま進軍してくると、パニュエ王国軍とオスマル帝国軍に挟まれる格好になってしまう。
それを承知で進軍するのは、ログイエ王国軍に何かの策略か?武器を所有しているのでしょうか?
カベルネ中将率いる騎兵隊とミルプランタの騎士団が合流していた。
それから、第二次防衛線まで進軍して行く、、、
ログイエ軍の先鋒隊とは、直ぐ目の前であったが、その先鋒隊の頭上を越えて鉄球が無数飛んでくる!!
「えっ!大砲か?」
この異世界では、まだ火薬が作られていなかった。大筒の中に鉄球を詰め込み魔力を暴発させて飛ばしていた。
その大砲を操る魔術師を何とかしないといけない?!
其処でミルプランタが考え付いたのは、丁度追い風であったので凧を作ることにしました。
ミルプランタは、騎士団員に図解で説明して凧を作らせる。凧の下に白い粉入りの袋をぶら下げる。
丈夫な紐を操り凧を魔術師の頭上まで飛ばす。
凧の別の紐で袋の口を開けると、白い粉が舞い散っていく、、すると魔術師たちを無力化出来たのである。
それを見て、カベルネ中将率いる騎兵隊が突撃して行ったのであります。
すると、ログイエ軍が総崩れになって行く、、先鋒隊は全滅していた。
一方では、、、
オスマル皇帝陛下の宮殿を包囲していた反乱軍は、チエイスン皇太子の特別部隊に苦戦していた。
王宮は、落とせないと判断したアルスラン王子は、反乱軍を指揮して王宮から引き上げて行く。
反乱軍が向かった先は、北西部の最前線で戦ってる国境警備隊の方角でありました!!
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