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それから、10日後、、
チエイスン皇太子の王位継承の儀が執り行われていく、それと同時にミルプランタの皇女殿下も並ぶのである。
王位継承の儀式が終わると、チエイスン皇帝陛下は、軍隊の改善を促進して行くのであります。
カラント将軍を大都に呼び、軍隊の最高位・カラント大将軍に任命していた。
帝国軍を紅軍・蒼軍・白軍と三つの軍隊に分けていました。
その中の紅軍の大将をカベルネ中将を起用する。
それと下臣の貴族たちと軍隊との繋がりを遮断することにしました。
その監督役を皇太子の特別部隊が監視することになり、各部隊に配属されて行った。
表向きは軍隊の兵士、裏では監視役を務めています。
それと同時に、ミルプランタ率いる白バラ騎士団は、王宮の警備隊として起用される。
そして、2年後には、白バラ騎士団から『ミルバラ騎士団』となり、白組・紅組・青組と分けられています。
白バラ騎士団(100騎)から、ミルバラ騎士団(1200騎)と大きくなって王宮の警備に当たっていました。
もちろん騎士団を束ねるのは、アンドリュ団長が勤めることになっていた。
ところで、ソファリアお嬢様は、アンドリュ団長との進展はあったのでしょうか?
その話は、サイドストーリーで読んでみてくださいね(笑)
それから、刻が流れ流れて、、、『ミルサイユ王国(旧オスマル帝国)』
ミルプランタお婆ちゃんの別邸に孫のミルフランカレ王女が遊びに来ていた。
暖炉の前で、恋愛小説(自叙伝)を孫に読み聞かせていました。
「ねぇ、お婆ちゃんは、どうやって女王様になったの?」
「その話は、次遊びに来たときに読み聞かせてあげるわよ、ミルフランカレ、、」
「やだぁ、今聞きたい、、お婆ちゃん、」
「それは、ダメ、まだ書き終わっていないからね、ミルフランカレ、」
「なんだぁ、まだなんだ、、次は絶対に聞かせてね、お婆ちゃん、」
「今度、来れるのは、来年になるね、ミルフランカレ、、」
ミルフランカレは、椅子の上で寝てしまったようで、、、
「ハジリ、この子をベットまで運んでやって、、」
「はい、女王様、、」
執事ハジリは、ミルプランタとの約束は守られているようですね。
「王女様を生涯かけて御守りします、」
チエイスン皇帝陛下が即位して、僅か5年で病死(肺炎)してしまう!!
ミルプランタ皇女とチエイスン皇帝陛下には、娘が二人産まれていました。
ミルフレアル王女(長女)ミルフィロリ王女(次女)である。
残念ながら、跡継ぎになる王子には、恵まれていませんでした。
チエイスン皇帝陛下の弟二人は死んでるので、アルスラン王子謀反人として御子息は平民に堕とされていた。
だが、、御子息を推す保守派もいることは間違いない、、、
シリアルン王子には、サルマ王女様が一人だけであります。
皇帝陛下の跡継ぎになる王子は、居なかったのでありました。
チエイスン皇帝陛下の死去の後、いろいろと波乱はありましたが、、、
その物語は、ミルプランタの恋愛小説(大人向け続編)で語ってくれるでしょう。
、、、愛でたし、愛でたし、、、かな?、、、
、、、いやいやまだ続きますよ(笑)
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