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チエイスン皇太子から譲位して皇帝陛下に成って五年が過ぎて行く、、
時折り病(肺)で危ない状態になることが多くなっていた。
下臣たちは、次の皇帝陛下には、誰が適切か?と相談し合っていました。
、、、が、王族の中から男子がいない、、どうしたもんか?と話し合う。
一部の貴族は、裏で動いていました。
アルスラン王子の息子、コンフォルンを支持する向きもあります。
コンフォルン王子様を指導者にして反乱を企てている貴族たちが集まってくる。
各地に散らばっていた豪族たちがコンフォルン王子様の下に集まっていたのでありました!!
その頃、反乱分子に捕まってるソファリアお嬢様は、兵士たちに三日三晩犯され続けていて、精神が崩壊していた!!
そうです、記憶障害、記憶喪失とも言う。
其処の反乱分子たちに命令が下る、コンフォルン王子様の所に集まれと号令であります。
テミリオン王国から、援助資金と武器が提供されていました。
ログイエ王国からは、2度に渡る進軍で国庫支出金が多くて援助する余裕が有りませんでした。
この隠れ家から、隊長他の者は、ほとんど出掛けていて見張りの数人だけが残っていた。
食事当番をしていたオルレアが、お嬢様を逃がす計画を実行する。
藁を積んだ荷馬車をお嬢様の小屋に付ける。
「なんだよ、コレは、、」
「はい、隊長に言われて、藁を交換に来ました、、」
「そんなこと聞いてるか?」
「オレは、知らない、、」
「でも、隊長の命令には逆らえませんので、、」
「そうか、、だったら早く済ませろや、、」
「その間、、何か食べに行くか?」
「あぁ、そうだな、、」
見張りの二人が小屋から離れて行く、、その隙にお嬢様を荷馬車に乗せていた。
その荷馬車にお嬢様を隠すように藁を積んでいく。
そして、荷馬車(ラバ)は、小屋からゆっくりと離れて行くのである。
しばらくの間、見張りの者をやり過ごす為、森の中の小屋で息を潜めていた。
荷馬車は、勝手に進むようにしていたので、追ってが来ても分からないようにしていた。
その森の中の小屋で1日を過ごして夜になってから、お嬢様を連れてある村へと行ったのでありました。
この村は、旧ロマネル王国の領地だったので村人は皆秘密を守ってくれる。
訳ありの二人のことは口外しないようであります。
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