ミルサイユ王国

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クレオ女帝国は、欧州の諸国を次々と植民地化していました!! 其れによって、軍力も強化されていく、特に海軍力は相当なものであります。 それから、ひと月後には、パニュエ王国へと進軍して行くのでありました!! ログイエ帝国軍がパニュエ王国の北西部に進軍していると報告があった。 早速、パニュエ王国軍が国境線に防衛の為向かわせる。 更に悪いことに、南西部の海域から、クレオ女帝国の海軍が進軍していると情報が入ってくる。 パニュエ王国は、ミルサイユ王国に援軍を要請して来たのでありました。 此れは良い機会とばかりに、ミルサイユ王国の海軍力を試そうと思っていた。 カラント伯爵を海軍総督に任命して、新軍艦3隻をパニュエ王国の南海域に向かわせた。 アンドリュ騎士団長は、女王様が行くのに反対していたが、、言い出したら聞かないお人なので諦めていた。 その後、隠密にミルプランタ女王様は、パニュエ王国の南海域に向かったのであります。 そして、南海域を見渡せる見張り台にミルプランタ女王様と研究者が昇っていく。 南海域から、夜が明け出してくると南西部の海域から敵の軍艦が見えてくる!! 何ということか?南西海域に敵の軍艦でいっぱいになっている海面が見えないほどに!! 「うわっ、、凄い数、軍艦は100隻ほど居ますね、女王様、、」 「うぅ、、これほどまでに大きな国なのか?!!」 そして、クレオ女帝国軍艦とパニュエ王国軍の海戦が始まったのでありました!! クレオ女帝国の海軍は、圧倒的な軍艦で攻めてくると思っていたが、パニュエ王国軍艦4隻とミルサイユ王国軍艦3隻は圧されること無く激戦していました。 合併国海軍は、クレオ女帝国の軍艦を次々と沈めて行きました。 見張り台で見ていたミルプランタ女王様は、「なにか、変だ?」と思っていた。 「なんでしょうか?女王様、、」 「うぅ、、良く分からないが、、変な戦い方だなぁと思ってね、、」 「海軍のことは、わたしには分かりませんが、女王様の言う通り変ですね、」 「まぁ、カラント総督に聞いてみようかね、」 それから、ミルプランタ女王様と研究者は、合併国軍の作戦本部に向かったのであります。 隠密で来ているミルプランタ女王様は、カラント総督が一人でいる所を見計らって行く。 「あっ、、女王様、、」 「シッ、、誰かに聞こえるから、カラント総督、、」 「はい、分かりました、隠密行動ですね、」 「カラント総督にお願いがあるんだけど、、」 「なんでしょうか?女王様、、」 「あのね、敵の軍艦を鹵獲して欲しいの、出来るかしら?」 「それは、、出来ない事もないですが、鹵獲となると夜襲以外ないですから、兵士も、、」 「それなら大丈夫、、ウチのハジリを使うと良いでしょう、ねぇ、ハジリ、、」 「はい、お任せください、女王様、、」 ミルプランタ女王様は、カラント総督に作戦内容を伝える。
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