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その日の深夜にミルサイユ王国の軍艦から、3隻の仔船が漁船に仮装してクレオ女帝国の軍艦に近付いて行く、、、
大きな軍艦では、座礁する怖れのある海域を通って行くのであります。
そして、敵の軍艦1隻に横付けして、3隻に乗り込んでいたカゲ工作員が軍艦に潜入して行った。
しばらくすると、カゲ工作員からの合図を受けて、3隻の仔船から捕鯨用のモリを撃ち込む。
3隻の仔船からロープで鹵獲した軍艦を引いて行くのでありました。
敵の軍艦に乗り込んでいたカゲ工作員は、不思議に思っていた？！
軍艦にしては、乗組員の兵士が少なすぎるすと、、、
ミルプランタ女王様は、鹵獲した軍艦を調べさせていた。
其れは、敵の戦力を知ることで作戦も立てられることであった。
ミルサイユ王国の軍艦に鹵獲した軍艦を横付けして研究者たちが乗り込み調べさせていた。
カゲ工作員が作戦本部にいるミルプランタ女王様の所に報告に向かったのである。
報告によると、軍艦の乗組員の兵士が少ないことであった。
「コレは、どういうことでしょうか？カラント総督、、」
「はて？わたしにも分かりませんね、女王様、、」
「何か？他の目的でもあるのでしょうかね、、」
「たぶん、そうでしょうね、カラント総督、、」
しばらくすると、敵の軍艦を調べていた研究者がミルプランタ女王様に報告する。
研究者の報告によると、軍艦に積んである大砲が我が国の物とは段違いの性能であると、、、
ミルサイユ王国の大砲の倍の射程距離でありました！！
「クレオ女帝国の武器類は、我が国を遙かに超える文化を持ち合わせているのか？」
「はい、大砲だけでも調べたところでは、、女王様、、」
「それじゃ、我が国でも別の武器を考えるべきだね、ソン主任、、」
「はい、そう思います、、女王様、、」
「其れと、もう一つ、軍艦自体が古いと言うことです、数十年は経っているようで、、」
「それは、、どういうことですかね？」
「さぁ、そこまでは分かりかねますが、、女王様、」
しばらく、ミルプランタ女王様は、天上を見上げていた。
「もしかして、、何かを考えていますね、女王様、、」
「まぁ、ねぇ、、あとで研究所に行って教えるよ、、ソン主任、」笑
作戦本部のカラント総督は、海図を広げて敵の軍艦の動きを記していました。
ミルプランタ女王様から、クレオ女帝国軍の真の目的は何か？と探るように言われていたからです。
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