ミルサイユ王国

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大都に入ったログイエ帝国軍の別働隊は、西門から城内に入って行く。 クレオ女帝国軍と合流する為かと思ったら違ったようである。 ログイエ帝国軍と入れ替わりにクレオ女帝国軍は、正門の銃撃隊を残して撤退して行くのでありました?! 一方で、、カラント総督率いる軍艦3隻は、クレオ女帝国軍の大艦隊を難なく突破してアマリ港に向かった。 アマリ港のクレオ女帝国軍艦と対峙して激戦していました!! 大艦隊の軍艦とは違って高性能の軍艦を揃えています。 クレオ女帝国の軍艦は、カラント総督の軍艦でも容易く撃破出来ずにいた!! ミルサイユ王国の宮殿では、別室でボルドン公爵とアンドリュ騎士団長が話し合っていた。 「パニュエ王国の王族を探しているとは?女王様は何を考えているのでしょうか?」 「そうですね、、このまま大都に攻め込んでクレオ女帝国軍を退けたらよろしいのでは?」 「其れは可能でしょうが、、」 「このまま、パニュエ王国を乗っ取るというのは如何かな?騎士団長、、」 「えっ!ボルドン公爵、、それは大きな声で言ってはいけないかと、、」 「でも、女王様の腹の中は、、と思いましてね、」笑 「いやぁ、、女王様の心まで分かりかねますね、ボルドン公爵、、」 「まぁ、ココだけの話と思ってください、騎士団長、、」 執務室に居た女王様の所にハジリが入って来る。 「どうなってる?ハジリ、、居たかな?」 「はい、それが1人気になるお子が居まして、、」 「気になる子供とは?」 「はい、そのお子のお付きの者が言うには、ボッチ男爵の御子息と言ってますが、ボッチ男爵という者は記録には載って無いのです、」 「ほう、、それはたぶんウソだろうね、ハジリ、、」 「そのお子にお会いになりますか?女王様、、」 「そうだな、会って話してみようかな?」 「はい、それでは早速、お連れします、女王様、、」
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